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住宅ローンは、銀行間の競争も激しくなっており、選択肢も大幅に増えました。
同じ住宅ローンでも、銀行によって金利や諸費用なども違います。少しの金利の違いでも、住宅ローンの総支払額で考えると大きな違いになってきます。
あなたのニーズにぴったりあった住宅ローンを選びましょう。
住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
●元利均等返済
毎月の支払額が最後まで一定(変わらない)返済方法で、生活設計が立てやすいというメリットがあり、住宅ローンにおいては一般的な方法です。
●元金均等返済
毎回一定額の元金を返済していく方法で、最初の支払額は多いのですが、返済が進むにつれて支払額がだんだん少なくなります。
ローン借入金額4000万円 返済期間35年 金利1%で比較するとこのようになります。
毎月の返済額 | 総支払利息 | |
元利均等返済 | 112,900円 | 7,424,000円 |
元金均等返済 | 128,600円(初回) | 7,016,700円 |
このとおり、35年間で支払う利息の額は元金均等返済の方が約40万円ほど安くなります。
元利均等返済は返済が進むにつれ、徐々に返済額が少なくなり、180回目(15年目)の返済額は114,400円、360回目(30年目)の返済額は100,100円と下がっていきます。
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住宅ローンの金利を大別すると固定金利と変動金利に分けることができます。
固定金利は、最初に設定した金利が全期間を通して変わりません。
変動金利より(今は)金利は高いですが、将来の金利上昇リスクがなく安心。というメリットがあります。
変動金利は、借りた後は6ヶ月ごとに金利が見直されます。
もし金利が上がっても返済額の見直しは5年ごとなので、金利が上がってもすぐに返済額は上がりません。
また、金利上昇により返済額が増加しても25%以上増加することはなく、それをオーバーした場合は以後の返済額で調整することになっています。
変動金利を利用する場合、将来の金利上昇に伴う負担増加に気をつける必要がありますね。
4000万円の住宅ローンを借りる場合、
たとえば、2000万円を変動金利、2000万円を固定金利という風にミックス金利という借り方もあります。(変動と固定の割合は自由に決められます)
この場合は、2000万円の住宅ローンを2本契約するというイメージで、繰上げ返済も都度どちらにするか選択できます。
住宅ローンを借りる場合の負担としては、金利のほか保証料や団体信用生命保険料、事務手数料などがあり、金融機関によって異なります。
例えば、3000万円の35年ローンで保証料が約60万円ほどかかる場合もありますが、一方では保証料がない銀行もあります。
また、事務手数料は、いわゆる都市銀行などは32,400円のところが多いですが、ネット銀行等の場合は借入額の2.16%の事務手数料がかかることが多いですね。
団体信用生命保険(以下団信)とは、住宅ローンを借りている契約者が万が一亡くなってしまったとき(高度障害)、住宅ローンの残高を肩代わりしてもらえる保険です。
この団信に最近では、死亡以外でも3大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)の保障が付いたものなどが各銀行で用意されており、人気も高いですね。
ただし、3大疾病等の保障を追加で付ける場合は、住宅ローンの金利が0.3%前後アップするケースが多いです。
あるいは、働けなくなった場合に1年間は住宅ローンが免除され、1年以上働けなくなったときに住宅ローンが肩代わりされるものなど、団信も銀行によっていろんな種類があります。
これまで見てきたように、住宅ローンといえども、返済方法、金利、諸費用、団信などけっこう決めることは多いですね。
各銀行によって、けっこう内容が異なりますので、比較して慎重に選びましょう!
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